2013年9月26日木曜日

鎌田さん レッスン

9月21日の土曜日と22日日曜日、続けて鎌田真由美さんのレッスン。ふたりづつ組になって、さまざまなミュージカル作品から名シーンを集め、一曲づつ、歌とダンスのレッスンです。写真は、ちょっと、猫のポーズでしょうか。
 ダンスの振付家、最近は、ケアウェイブエイドのプロデューサー、演出家としても活躍していますが、もともとは、劇団四季の女優さん。キャッツの日本版のオリジナルメンバーです。
 うかつにも、これまで気づかなかったのですが、鎌田さんは、優れた歌い手でもありました。今回は、ダンスだけでなく、歌の指導もしていただきました。ふだんの声とは違う発声。よく通る声。もちろん、正確な音程。そうだよな。歌も歌えて当然なんだけどね。
 これまでは、ダンスと、壤さんの演出の補佐として、演技の指導は見せていただいているのですが、歌のレッスンは、見せていただく機会がなかったわけです。素晴らしかった。
 ところで、塾生も、このところの新しく、3名加入となっています。ちょうど、小、中、高と1名づつ。そろそろ、次の展開に向けて、時機も熟してきつつありますか。
 若手の動きも楽しみなものがありますしね。
 

壤晴彦 畠山重篤を読む


9月16日の祝日、壤さんの朗読会です。
 折からの台風来襲でしたが、壤さん、前の晩から入っていただきました。午前中は、子どもたちのレッスンで、おこん浄瑠璃の読みの指導。
 強い雨と風で、午後の開催も危ぶまれましたが、朗読会は実施することにしました。ただし、その後のワークショップは中止としました。
 今回の作品は、わが畠山重篤氏の「カキじいさんとしげぼう」。「森は海の恋人」の運動で知られる重篤さんの、オリジナルの童話。しげぼうの海辺の村での暮らしと、従妹の住む山の村の暮らし、そして、森と海の連携の大切さを説く作品です。
 台風にも関わらず、多くの聴衆に集まっていただきました。
 壤さんに、地元気仙沼の重篤さんの作品を読んでいただくというのは、うを座にとってもとても意義深いことです。重篤さんは、初演の「海のおくりもの」以来のうを座の支援者でもあります。(千田)

2013年9月9日月曜日

壤晴彦さんの朗読会とワークショップ 報告とお知らせ


 
 写真は、7月28日(日)の朗読会「ゆうれい貸屋」の様子です。山本周五郎原作の喜劇。毎度ばかばかしいお笑いをという風情の江戸情緒たっぷりの落語風小説でした。日本の伝統芸能に造詣の深い壤さんならではの朗読をたっぷり聴かせていただきました。贅沢な時間に、皆さんご満足の様子でした。
 この後、8月は、18日の日曜日に「壤晴彦・宮沢賢治を読む」と題して、「どんぐりと山猫」「山男の四月」など。私は、仕事で残念ながら参加できませんでした。
 次回は、今月16日(月)の敬老の日、わが畠山重篤さんの「カキじいさんとしげぼう」を読んでいただけるとのこと。楽しみです。
 畠山重篤さんは、ご存知、「森は海の恋人」の運動で知られる、水山養殖場の牡蠣養殖家。「リアスの海辺から」など著作も多く、海の宮沢賢治とも称される人物。うを座の最初の作品「海のおくりもの」当時からの支援者でもあります。(千田)