2011年7月5日火曜日

演劇倶楽部「座」朗読LegendⅢスペシャルプログラム

うを座の指導者、俳優・演出家の壤晴彦さんが主宰する演劇倶楽部「座」と、フジテレビアナウンス室との朗読コラボレーション舞台 朗読LegendⅢ
http://club-za.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/legend-c63a.html
を観てきた志田照子さんから報告がありました。

壤晴彦さんの気仙沼への思い、うを座への思いを聞かせていただいたあと、1999年の気仙沼演劇塾うを座旗揚げ公演、壤晴彦作オリジナルミュージカル「海のおくりもの」のテーマ曲「もしも悲しくなったら」を、初演の時のまま、猫のきょうだい姉ルナ、弟アレスの配役の子が(というか、既に一方は大学卒業、一方は大学生ですが。)歌ったと。

以下、志田さんのメール

こんにちは
昨日、一昨日に行われた フジテレビアナウンサーと座の公演「日本浪漫」~あなたに残したいことばのアルバム~ に行って来ました。

構成の素晴らしさ とくに 各文章の抜粋には 壌さんの思いが伝わってきました。

そして 最後 壌さんが気仙沼に関わっていること、うを座のこと、うを座の子ども達、親の頑張りがどれだけ市民に勇気を与えていたか…を紹介し 今年も舞台の予定があり打ち合わせに行こうとした矢先に震災が起きた。今も行きたいけど 行けば迷惑かけるからと みんなへの気づかいの気持ちを 端的に素晴らしい日本語で述べ 会場みんなが胸を熱くした所で 「海のおくりもの」の当時のオリジナルメンバーということで 渚美ちゃんと淳が紹介され 「もしも悲しくなったら」の作曲者 松本好永さんも登場。生演奏生歌を披露しました。

壌さんの「気仙沼の思い、うを座への思い」を聞いた後なので 会場皆涙でした。
 被災地へ対し 時が経ち少し記憶が薄れ始めた時の「再認識」の場を 舞台人として伝えた 壌さんの台本、演出、素晴らしかったです。

渚美ちゃんも淳も リハーサルまでは 壌さんの気仙沼、うを座への思いのナレーションを聞いていなかったので 本番に舞台袖で聞き グッとなり 一回目の舞台は泣きそうで 声が出なかった… と もらしてました。

壌晴彦という人は凄い!!  好永さんも涙こらえた演奏も良かったでした。

ちょっと報告まで。

以上。

「日本浪漫」スペシャルプログラム「もしも悲しくなったら」
演劇倶楽部「座」のブログで紹介されています。

http://club-za.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/post-c861.html

「座」のブログでは、公演の様子、写真も公開されています。
(千田)

2011年7月3日日曜日

徳島県の劇団「夢創」と


徳島県阿南市の市民劇団「夢創(ゆめつくり)」は、うを座の振付、ダンス指導の鎌田真由美さん(徳島市出身)のご縁で、交流させていただいており、うを座塾生が客演させていただいたこともあります。
その「夢創」から、大きなプレゼントをいただきました。
来る8月28日、気仙沼演劇塾うを座との合同ミュージカルを阿南市市民会館で開催していただけるとのこと。合同ミュージカルとは言っても、今回の震災被害で、活動を休止せざるを得ない状況となっているうを座の塾生を招待、舞台に参加させていただけるという有り難いお話です。

鎌田さんのご縁、こちらが初演の壤晴彦さん作のオリジナルミュージカル「夢つむぎの詩」を向こうでも上演なさったというご縁があってのこと。

被災地気仙沼には、全国から暖かいご支援が寄せられている。日本人のこころ、本当に有り難いことです。
今年は、定期的なレッスンはお休みしていますが、昨2日(土)は、古町のコミュニティセンターを会場に、徳島版「夢つむぎの詩」のビデオ鑑賞。次回、鎌田さんが来市の折はレッスンもあるはずです。

合同公演については、下記の新聞報道をご覧ください。


アサヒ・コム
http://www.asahi.com/special/10005/OSK201106190113.html


http://www.topics.or.jp/localNews/news/2011/06/2011_130827341731.html

2011年7月2日土曜日

『第5弾CARE-WAVE気仙沼救援隊』

CARE-WAVE気仙沼救援隊

http://www.geocities.jp/carewavejapan/index2.html

気仙沼演劇塾うを座の、振付・ダンス指導者鎌田真由美さんが主宰する特定非営利法人CARE・WAVE は、飢餓・貧困・紛争といった世界の惨状に対して、演劇・ミュージカルにかかわる人々が行動しようとする団体ですが、うを座における、気仙沼との密接、濃密な関係の中で、震災以降、既に4度にわたって気仙沼入りし、物資の支援、被災した家屋の泥出し等のボランティア活動に奔走して頂いています。
次は、第5次の救援隊として、7月15日から、また気仙沼に入っていただきます。感謝、感謝です。
うを座は、発足以来、壤晴彦氏の片腕としての鎌田真由美氏に、ダンス面のみならず、演出補として、また、技術面だけでない、精神面、子どもたちの成長の一場面一場面に、大きな貢献を頂いてきました。一方、その鎌田氏が立ち上げたCARE・WAVEに、子どもたちも出演させていただき、大人のスタッフも可能な範囲の支援はさせていただいてきました。
今回の東日本大震災後、世界の中で、まさにこの東北、そして、気仙沼こそ、CARE・WAVEとして活動すべき場、と考えていただいたものと思います。
気仙沼演劇塾うを座としても、現在のCARE・WAVEの活動、そして、もう少し落ち着いたら、世界の中での本来の活動に、ぜひとも、みなさんのご支援をお願いします。
(千田)