2012年3月22日木曜日

鎌田真由美さんからのメッセージ

鎌田さんからのメッセージです。(途中一部、千田の責任で省略しています。)今回も、本当に有り難い言葉をいただきました。


うを座の皆様(長文です)

この度は『CARE-WAVE AIDVol.4にご参加下さり本当にありがとうございました。疲れは取れましたでしょうか…。徳島の子ども達は昨日学校休んだ子もいたとか。なので、今日が祝日だったのはラッキーでした!どうかゆっくりお休み下さいませ。
(中略)
今回は、当初被災地3県と言いながらも、福島・岩手の子ども達が見つからず、うを座と徳島の子どもでやるつもりでいたのが、理事の山田さんの御縁で1月の末に福島の【あさか開成高校】に参加頂けることとなり、ならばやはり3県を!!と【大船渡高校】にもお声掛けした次第です。でもまぁ、それが自分の首を絞めることとなり、そこから台本の書き直し!気仙沼・福島・徳島…と稽古に通いながら「子ども達にメインをはらせる」という危険な賭けにチャレンジしました。 

でも、唯一信じていたのは、子ども達の驚くべき精神力の成長と一途なこの舞台に対する熱意です。この子ども達の生の声は必ず観客の胸に突き刺さる!と確信していました。

しかしNPO法人CARE-WAVEとしての初公演でしたので、営業・制作体制もちゃんと整っていないという問題が次から次へと露呈し、2月に一時公演中止…という選択肢の声も出ました。

でも「今、CARE-WAVEが声を上げないでどうする!子ども達を舞台に上げて、この1年の想いを発信させてやることが本当の復興につながる!」その一心で木戸さんのチーム12名がヘルプに入って下さり、全員心を一つにし317日に向かいました。
(中略)
マチネはテクニカルの問題が多々あり、私も本番中何度か気を失いそうになりましたが、でも、やっぱり子ども達は素晴らしかった!!改めて、この1年の震災の体験が、私達大人では想像もつかない大きな成長を子ども達に作り出していたのだと痛感しました。

どの観客も、取材各社のメディアの方々も皆さん大変感動して下さり「子供達の声に涙が止まらなかった!もっといろんな方が観るべき価値のあるものだ」と、仰って下さり、想像以上の反応に驚いているところです。そして何より、子ども達が観客に全身全霊を掛けて発した台詞の一言一言が、子ども達の体内細胞に、そして潜在意識の中にガッツリと組み込まれました。それが10年後、20年後必ず大きな実をつける時が来ます。その時こそ、日本の真の復興がスタートするのだと確信しています。

この日本の宝物のような子ども達を、皆さんご父兄と一緒に私達CARE-WAVEも大事に育て見守らせていただければ…と願っています。

毎回無茶振りの『CARE-WAVE AID』ですが、この流れが今回で大きくステップアップし、今までのCARE-WAVE以外の人々を大きく巻き込んだ新しい波を作り出したと実感しています。今回の反省点をスタッフ全員で話し合い、次回に向けてスタートしますので、まだまだ震災の影響で皆様も大変な状況かと思いますが、今後ともご理解いただきご協力いただけましたら幸甚です。

長くなりましたが、皆様ご父兄やうを座スタッフ様のお蔭で今公演が成功のうちに終了しましたこと、改めて心より感謝し、御礼とさせていただきます。有り難うございました!!

NPO法人CARE WAVE

代表 鎌田真由美






ケア・ウェイブ・エイドの様子その2

同じく、塾生のリーダーとして参加したあんなさんからのレポートです。(事務局まりこさんの定期便より)

CARE-WAVE AID Vol.4、無事に終了しました

ゲネが一幕しか出来ないという本当にギリギリのスケジュールで迎えた本番でしたが…・何やかんやあった割にすごくいいものになったと思います悅大人の方々から、沢山のサポートを頂き、皆いい雰囲気で舞台に立つことが出来ました
(最初は不安もあってどうなるかと思った人も多いと思うんですが…)

舞台の上では、自分達が1年間感じてきたことを精一杯伝えるように頑張りました・ハンカチで顔を覆っているお客さんが舞台からもはっきり見えて、震災のシーンでは演じながら思わず泣いちゃった子が何人もいました。その他のシーンでも、それぞれ全力で客席にメッセージを訴え、結果として出演者全員で一つになれたと感じる素晴らしい舞台でした 

舞台が終わった後は、大人も子供も皆、異様なくらいのテンションで・名残惜しみながらお別れしていました。一人一人にとって忘れられない3日間になったことは間違いないと思います﨏わざわざこの日のために会場に来て下さった皆様、本当にありがとうございました 

私達は、疲れたとか眠いとか言いながらも、最後まで元気を維持できました 本当に良い思い出になったし、稽古を通して学んだことも沢山ありました。この出会いと経験を大切にして、また皆で舞台を創りたいです お疲れ様でした ありがとうございました』

絵文字が文字化けしてるので削除してます…

ケア・ウェイブ・エイドの様子

3月17日、ケアウェイブエイド公演の日の、事務局まりこさんからのメールです。

「こんばんは。夜分にすみません・

公演も無事終了し、打ち上げの宴もたけなわの頃…でしょうかねぇ。(多分…)さすがに今日は嵐のような1日で、詳しい情報が入ってきませんが、日帰り隊の絵梨香ママ、芽依ママが、新幹線の中からメールを送ってくれました。

『公演は3時間近くありました。一幕では、震災の写真で泣き、子供達の歌で泣きました。二幕はプロの人達が出たのですが、やはり上手かったです。東京まで行って良かったです。徳島でお世話になった渡辺父も来ていました・』

『時間が無く、一幕しかゲネが出来なかったらしいのですが、舞台上から訴えたメッセージは観客に届いていたようで、私の周りでは何人か涙している姿が見られました。楽屋には、サプライズゲストで阿南市の渡辺のお父さんが来て下さり、嬉し泣きしている子もいました。きっと打ち上げも盛り上がることでしょう』

どんな顔で帰ってくるのか、明日の帰りを待ちたいと思います。