2011年12月31日土曜日

鎌田真由美さんからのメッセージ

鎌田真由美さんから、今日、メッセージが届きました。
以下、原文です。


とうとう、2011年が終わろうとしています。皆さんにとっては、本当に言葉で言い表せない…大変な8か月だったと思います。



喪失感と悲しみを乗り越え、再建に立ち上られた皆さんの『勇姿』は私の心に深く焼き付き、今も大きな指針となっています。



東京にいながらも、何か行き詰った時には「気仙沼の皆さんに比べたら、こんなこと」と私自身にも言い聞かせ、指導者として生徒たちにも何十回となく叱咤してきました。



きっと「支援」と言いながらも、弱い自分に勇気をいただきたくて毎月伺っていたのかもしれません。にも関わらず、皆さんには私達が伺うことでご迷惑や気遣いをさせてしまいました。それに、こちら本位の勝手な支援になってしまい本当に、本当に申し訳ありませんでした。



決して皆さんと同じ苦しみを分かちあうなんてことは、被災を体験していない私にはし得ないことですが、これからも私にできることはなんでもさせていただきたいと思います。





紅白も始まりましたね。ご家族や住居を失った方には改めて寂しさを感じる時かもしれません。でも今年は、みんな心を込めて「希望」「勇気」「絆」を歌っているような気がして歌の歌詞を聞きながら皆さんを思い出し涙ぐんでいます。





少しでも私達表現者が皆さんの心に寄り添えるよう、いろんな形でお手伝いをしていきたいと思います。ですので、これからも何かありましたら遠慮なく仰って下さい。



今後も、毎月子供達のレッスンに伺いたいと思いますので、またご迷惑おかけしてしまうかと思いますが、宜しくお願いいたします。



長文になってすいません!!



今年も寒さが厳しい年明けだと思いますが、お風邪など召しませんように。どうか、皆さんでゆっくりお正月をお過ごし下さいね。





本当に…あの震災の中、生きていて下さって、本当に、本当にありがとうございました。





鎌田眞由美






2011年12月23日金曜日

能楽の心と癒しプロジェクト


<気仙沼演劇塾うを座共催>

能楽の心と癒しプロジェクト

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被災地復興支援

能楽の心と癒しを被災地へ

在京能楽師有志5名による






写真左より八田、大藏、寺井


■平成23年12月27日

開演 午後7時 (1時間程度)

会場:古町・駅前コミュニティセンター

内容:能と狂言の公演

出演:八田達弥・寺井宏明・大藏千太郎・小梶直人・野口能弘

■平成23年12月28日

開始 午前9時~11時

会場:南町紫市場カドッコ(cadocco)(古町3区自治会館から変更しました!)

内容:能と狂言の子ども向けワークショップ

指導:八田達弥・寺井宏明・大藏千太郎・小梶直人・野口能弘

<メンバー紹介>

八田達弥(はったたつや)=シテ方観世流準職分

1962年生まれ東京都在住

梅若万三郎(先代)・梅若万紀夫(現・万三郎)師に師事。梅若研能会同人。

公益社団法人能楽協会会員 

アメリカ・カナダ・イギリス・フランス・ベルギー・スペイン・中国・旧ソ連・イタリア・香港・ドイツ・スロバキア等海外公演歴多数。平成 10年スウェーデン・ヨーテボリ市のフロールンダ文化会館 ( FrolundaKulturhus ) の招聘により単独渡航、レクチャー及び公演を行う。同年、米国 NY州立大学ニュー・ポルツ校 ( State University of New York New Paltz)の招聘により単独レクチャー公演。平成 11年米国 NY州立大学バッファロー校( U niversity聘により単独レクチャー公演。平成 16年バッファロー校への再訪。

ぬえの会主宰


寺井宏明(てらいひろあき)=笛方森田流 

1966年生まれ東京都在住

父十世寺井久八郎ならびに祖父寺井啓之に師事。能楽協会東京支部常議員。

重要無形文化財総合指定保持者

公益社団法人能楽協会会員・(社)日本能楽会会員



東京・会津若松・長野・鎌倉・小田原・熱海・伊豆大仁・仙台・青森などに教室を持つほか、長年にわたり各地の小中学校にて指導を行う。キッズ伝統芸能体験(東京都)講師・NHK文化センター講師・江東区文化センター講師などを歴任。



大藏千太郎(おおくらせんたろう)=狂言方大蔵流 

1974年生まれ東京都在住

25世宗家・大藏彌太郎の長男。祖父 24世大藏彌右衛門及び父に師事。

宗家に伝わる幼名「千太郎」を襲名。

公益社団法人能楽協会会員 

各能楽堂での活躍はもちろん、日本各地での学校狂言公演や狂言教室、狂言の普及、指導に勤め、能楽界の発展に意欲的に取り組む。またヨーロッパを中心に、海外公演も数多く好評を得ている。

平成 14年、基誠()・教義(従弟)と共に大藏流若手狂言SHINを結成。

狂言の真を追求し、若手の団結をはかる。

平成 18年、テレビ東京『太陽クラブ』に狂言指導にて出演。

東京・千葉にて稽古場。基永会、基春会を主催



小梶直人(こかじなおと)=狂言方大蔵流 

1967年生まれ千葉県出身

公益社団法人能楽協会会員

俳優としてキャリアをスタートするも、その過程で大藏千太郎に出会い師事。

現在、TV、ラジオ、CMなどのナレーターとしても活動中


2011年11月28日月曜日

壤晴彦さん、震災後初のレッスン



11月22日(火)は古町の駅前コミュニティセンターにて、23日(祝)は、駅裏の古町4区自治会館にて、お待ちかね、ひさびさの壤晴彦さんのレッスン。震災後初めての来気です。(写真は23日)

まずは、森の生命の連鎖、生命が生命に繋がっていく、生命が死んでも、次の生命の礎となって行く写真と詩の本(作者、題名は聞き損ねましたが、群馬県の方とのことでした。)を、壤さんが語り、それを復唱してから、紙に書き写していく。書き写したあと、今度は、その言葉を、具体的にモノをイメージしながら語る。急いで文字面を読むのでなく、ゆっくりと書いてあるモノを想像しながら語るレッスン。座ったまま、それぞれが耳をふさいで、読んでみる。最後には、一人づつ壤さんの前に立ってイメージにそって、体を、顔を、あるいは手を動かしながら語りました。
その様子を見て、聴いていた壤さんからは、素晴らしい、良く出来ていると褒めていただきながら、でも、ここはイメージ良く見えているかな、あるいは、ここは場面が転換しているよなど、より良くするためのダメ出しをいただきました。
この命の連鎖は、第一回公演の「海のおくりもの」につながるテーマです。
(将来の夢は、と問われて幼魚たちが「食べられたい、美味しく食べられたい」と答えるあのシーン…)
23日は、引き続き同じ素材を取り上げたあと、今度は、浜田広介の「ある島のきつね」。
これは、うを座立ち上げ当初、第1回公演の前の「中間発表会」と銘打った最初の舞台で取り上げた作品。うを座にとっては思い出深い童話です。もっとも、今の塾生は、みんな未経験。未だこの世に生れていなかった塾生もいますね。
こういう素敵な作品の、こういう読みを体験するというのは本当に貴重なことです。書かれていることを一つ一つ想像して、単に字面を読むのでなく、具体的なモノを思い浮かべて、島や崖の中腹の寺や、海の上に浮かんでいる船や、和尚さんや白いキツネを本当に手で触れるくらいの具体的な形でイメージし、声に出す訓練。
壤晴彦さん、今回も、本当に有難うございました。(スタッフ千田)

鎌田さんレッスン 11月


 11月19日(土)には、面瀬ふれあいセンターにて、翌20日(日)には松岩公民館で、鎌田真由美さんのレッスンがありました。今回は助手の役者さん(済みません、お名前聞かずじまいでした。)も同行、歌のほうも専門家でいらっしゃいました。遠野物語のざしきわらしをモチーフにしたさるミュージカルのワンシーンをレッスン。公演を控えたわけではないので、真由美さんもいつもよりやさしく(おっと失礼!)和やかな雰囲気の中でレッスンは進みました。ダンス的な動きや歌も含めて。震災後の状況の中で、こうしてレッスンが出来るのは本当に有り難いことです。(写真は、19日の面瀬ふれあいセンター)
19日のレッスン終了後は、不動の沢駅前に移転した居酒屋佐武で久しぶりのいっぱい。楽しいひと時となりました。20日は私は顔出せませんでしたが、朝9時から夕方5時まで丸一日、ご苦労さまでした。(スタッフ千田)

2011年10月21日金曜日

鎌田さんレッスン



この土日、15日と16日ですね、鎌田真由美さんがお出でになりました。ミュージカル作品のラストシーンを題材にレッスン。会場は、公民館の条南分館。ようやく、公民館関係も使えるようになってきました。私は行けませんでしたが、子どもたちの喜んでいる様子が目に浮かびます。
 日の丸に、激励の言葉、寄せ書きいただいたもの、わざわざ持ってきていただいたようです。
 さて、11月も、真由美さん、来ていただけるそうです。
 そして、いよいよ壤晴彦さんもお出でになりそうです。有り難いことです。

2011年9月6日火曜日

鎌田さんからのメール

阿南公演後の鎌田さんからのメールです。
『皆さん、長いバス旅本当にお疲れ様でした!御父兄の皆さんのご理解・ご協力のもと、なんとか舞台を上演することができました。心より御礼申し上げます。
 山田先生がダブルキャストでもあり、充分な稽古もできない状況での幕開けとなりましたが、遠路来ていただいた皆さんが直接観客に生の声で伝えて下さったメッセージは2000人近いお客さまの心に深く突き刺さったと思います。【どんな辛い環境にあっても夢と希望を持つ】ことは誰でも概念では分かっていたことですが、被災された皆さんが同じ空間の中で、直接その言葉を訴えて下さったことで、観客だけでなく私達スタッフやキャスト、そして…徳島の方々にリアルな【衝撃】として【感動と実感】をいただきました。
 皆さん被災地復興で大変な最中、遠い四国まで来て下さり、徳島の方々に大きなプレゼントを下さったこと…本当になんと御礼を言っていいか、言葉もありません。
 正直…毎日のように『夢創』の子供達に被災地の苦しみをもっと理解しろっ!!と言って来ましたが、実際難しいことだったと思います。でもこの公演を通して、ちゃんと魂の奥深くに『思いやり』という大きな夢つむぎが生まれたことと思います。そしてスタッフ以外のこの公演を支援下さった徳島の方々の心の扉も大きく開きました。取材して下さったメディアの方々も…
 昨日も今日も舞台を観て下さった見も知らずのいろんな方々から『勇気をもらいました』と嬉しいメッセージを沢山いただきました。本当に…変な言い方ですが…どちらが被災者なんて関係ないのかもしれませんね。(もちろん被災された方々のご苦労は比べものになりませんが)
 今回の311は日本中のいえ、世界中の人々の『愛・思いやり』という心を一つにするものだったのだと痛感しています。
 うを座の子供達は本当に素晴らしく成長しました。そんなお子さんを育てられた御父兄の皆さんに心から敬意を表します。そして無茶なお願いをしたにも関わらず、寛容な心で子供達を旅立たせて下さり本当に有難うございました。
 828日、阿南の舞台に立った座長と伊東さん、そして御父兄の皆さんの姿に思わず号泣してしまいました。13年前、うを座の初演で、座長がカーテンコールでマイクを握って涙ながらに観客の皆さんに御礼の言葉を述べられた姿とダブって…。あの時の感動から13年…苦労されてうを座を支えてこられたにも関わらず、大きな被災を受け、うを座が活動不能になった辛さはどれだけのものだっただろうと思います。でも、阿南の舞台で座長の嬉し涙をまた見られたことは本当に私にとって何よりも嬉しいことでした。そして、四国の子供と東北の子供達が一つになって『夢の時代がきっと来る、きっと来る!!』と力拳を握って歌う姿に、大きな未来を感じ、改めて演劇の力を…そして新たなCARE-WAVEの役目を再確認させていただいたことに心から感謝します。長くなりましたが、舞台に追われて何のお構いもできず、本当に申し訳ありませんでした!
 今回参加できなかった子供達のことがとても気掛かりです。また、9月下旬に伺います。もちろん作業とレッスンをさせていただきますので、またご協力のほど宜しくお願いいたします。本当にお疲れ様でした!

        ☆感謝☆

Mayumi Kamata


気仙沼のわれわれこそ、本当に感謝です。鎌田さん、本当にありがとうございました。
ところで、ケアウェイブの公演、年内には予定されているとか…
(千田)

2011年8月31日水曜日

うを座掲示板に

うを座掲示板の方に、Terryさんから阿南市公演の様子など書き込みあります。
どうぞご覧ください。Terryさん、有難うございます。また、気仙沼でもね。よろしくお願いします。
再開、継続に向けて大きな力をいただいてますね。(千田)

掲示板
http://www.h4.dion.ne.jp/cgi-bin/ezboard/uoza/1/